プライベート

2023年08月25日

精霊流し

こんにちは!管理部の松本です。
まだまだ暑い日が続いております。

私の地元の長崎県では毎年8月15日に「精霊(しょうろう)流し」が行われる事で有名ですが、
今年は祖母の初盆だったので、私も参加してきました。
 



こちらが精霊船(しょうろうぶね)です。
飾り付けられているのは切子灯篭(きりこどうろう)といって、島原地方ならではの灯篭です。
船首に龍の頭がついているのは、「龍が亡くなった方の霊を西方浄土へ導く為」だそうで、私も今年初めて知りました。


飾り付けされる骨組みの写真です。
船にもよりますが、祖母の切子灯篭は葬儀屋さんの船に乗せてもらったので、船自体がかなり大きくて、3隻ありました。




夜7時位に出発して、爆竹を鳴らし練り歩きながら流し場(海)まで持っていくのですが、島原の場合は実際に海に流します。




1つ1つの灯篭に火を灯すと、とても美しく幻想的です。
海に浮かべた後はあちこちから「また来てね~」「おばあちゃん、ばいば~い」など故人の家族の声が聞こえて、じーんとなってしまいました。

最近は精霊船も減ってきているとのことで、こういった伝統行事は残さなければならないとしみじみ感じました。

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